MINIチャレンジジャパン2022 Rd,4岡山国際サーキット参戦レポート 後編 | 株式会社ABE MOTORS

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MINIチャレンジジャパン2022 Rd,4岡山国際サーキット参戦レポート 後編

皆さんこんにちは TEAM ABE MOTORS監督の米澤です。今回は前回のRd,4岡山国際サーキット前編に続いて、後編の予選、決勝編をお届けします。今回のエントリーリストです。JCWクラスは少し寂しく4台のエントリー。クーパーSクラスは通常エントリ-の多い富士のRd,2より1台多い7台のエントリーとなり、こちらのクラスは激しいバトルが見られるかもしれません。

9月24日(土)予選日 天候:晴れ

予選日は朝から晴れていますのでドライ路面での走行です。12時から30分間のスポーツ走行の後、16時20分から30分間で公式予選が行われ、翌日日曜日の決勝グリッドが決まります。MINIチャレンジはクラスによって、予選から決勝で使用出来るタイヤ本数に制限があります。JCWクラスは6本。クーパーSクラスは4本となります。JCWクラスは予選からレース1まで4本を使用し、レース2ではフロントに残り2本のNEWタイヤを装着し、リヤはレース1で使用したタイヤをそのまま使用します。クーパーSクラスは予選から決勝2レースまで4本のタイヤのみの使用です。

金曜日にトランスミッションにトラブルが出て、ミッションを載せ替えた#57号車ですが、12時から行われた練習走行では問題は無く。予選は心配無く走行が出来そうです。予選に向かう小平選手。#36号車は前回もてぎラウンドで、7月の暑さにクルマ側が夏バテしたのか? 思う様に走行が出来ませんでした。今回は少し対策をしてきた為、問題は無さそうです。予選に向かう田中選手。田中選手の今シーズンはこの岡山が最終レースとなるので、今回は気合いが違います! さて予選はどうなるでしょうか?予選は20分間で行われます。気温24℃、路面温度は37℃と残暑を強く感じるコンディションでの走行。

と いう訳で いきなり予選の結果です。 ↓ ↓ ↓ ↓#57号車はやはり走行時間が短く厳しい結果となりました。初コースで短い走行時間でしたがコース的には「好きなサーキット」と小平選手のコメントです。決勝での活躍に期待です。4番手からのスタートとなります。#36号車も想定したよりタイムが伸びず7台中5番手のタイムとなりました。しかし4番手のマシンとタイムが近いので決勝ではバトルになると予想されます。決勝に向けての準備。今回のサポートメカニックの田中メカが#36号車のタイヤのカスをヒートガンで温めながら取っています。これはタイヤ表面に付着したタイヤカスでタイヤのパフォーマンスが低下しない様に、除去作業をしている所です。#57号車のタイヤも同様の作業を行います。ちなみに田中メカのカス取りは名人級に綺麗に取ります。チーム内一番のカス取り職人です。

 

9月25日(日)決勝日 天候:晴れさて、いよいよ決勝です。#57号車、#36号車共にスターティンググリッドに向かいます。

 

レース1 スタート   10時39分 気温22℃、路面温度37℃というドライコンディションでレース1がスタート。4番手スタートのJCWクラス#57号車の小平選手は、スタートで痛恨のエンジンストール! #9号車の平田選手も同様にスタートで出遅れてしまい1コーナーへ。5番手スタートの#36号車田中選手は好スタートを決めて、#30号車白戸選手と共に1コーナーに向かいます。#57号車はスタートの出遅れが最後のまで影響し4位フィニッシュ。#36号車クーパーSクラスの田中選手はスタートでポジションをひとつ上げて1周目を終えます。終盤#30号車白戸選手と#36号車の田中選手の3位争いが白熱しました。あと一歩及ばず4位でフィニッシュしました。#36号車は今回レースでの力強さが感じられます。レース2はリバースグリッドでのスタートとなる為、クーパーSクラス1位のグリッドからのスタートとなります。#36号車のレース2の走りに注目です。

 

「BIG LOVE DAY」イベント今回は「BIG LOVE DAY」のイベントも行われ、沢山のお客様が来場されています。今回TEAM ABE MOTORSの2人のドライバーがイベント呼ばれまして、MINIチャレンジレースの魅力等をお客様の前で披露しました。

 

レース2 天候:晴れ 気温26℃ 路面温度40℃ #36号車はリバースグリッドによりクーパーSクラスのポールポジション(1番手)スタートとなり、初優勝を目指して頑張ります。

スターティンググリッドの#57号車小平選手。4番手グリッドからのスタート。追い上げに期待!

15時28分レース2スタートです! #57号車は4番手で1コーナーへ

#36号車はトップで1コーナーへ!

レース2は、午前中のレース時より気温が上昇し26℃に、路面温度も40℃オーバーと厳しい条件下でのレースとなりました。JCWクラスは途中2位の木村選手と3位の平田選手の順位が入れ替わりますが、トップの#500号車大塚選手は後続を引き離し、ポール・トゥ・ウインを達成しピンチヒッターでの出場で堂々の優勝を飾りました。

一方のクーパーSクラスは#36号車田中選手が1番グリッドからスタートし。トップで1コーナーを通過しますが、4番グリッドからスタートしたクーパーSクラスのポイントランキングトップ#32号車川福選手が猛追。#36号車田中選手はアトウッドコーナーで川福選手に抜かれてしまいます。途中田中選手は3位に後退しますが、諦めずに粘り強く2位の#30号車の白戸選手を追走します。終盤2位の白戸選手とのギャップを0.5秒差にまで詰める熱い走りを見せます。1歩届かず3位チェッカーを受けました。#36号車田中選手は粘り強い走りで、見事3位フィニッシュです!

見事3位フィニッシュした田中選手(中央)と36号車チーフメカニックの廣岡メカ(右)、今回のサポートメカ田中メカ(左)と喜びのガッツポーズ。

表彰台でトロフィーを受取り、喜ぶ#36号車田中選手。

 

Rd,4を終えた時点での、JCWクラスのチームポイントランキング表です。TEAM ABE MOTORSは全戦で完走しており、現在ランキング3位で2位とのポイント差が26ポイントとなっています。最終戦の鈴鹿も2レース共に完走をしてランキング2位に上がれるとチームとしてはベストです。引き続き頑張ります。

一方のクーパーSクラスのチームポイントランキング表です。こちらも3位ですが、2位とは同ポイントです。最終戦鈴鹿で上位入賞を目指してチームポイント2位を目指します。#36号車も全戦完走しています。

さて、早いもので残りのレースは12月のRd,5 鈴鹿サーキットのレースを残すのみとなりました。MINIチャレンジレースに関わっていると本当に1年の流れが早く感じます。チームは#57号車は10月と11月に富士でテスト走行を、#36号車は鈴鹿でテスト走行を行い、鈴鹿に備えます。鈴鹿のドライバーは#57号車は天田亮選手にスイッチ。#36号車も定村高選手にスイッチして鈴鹿の最終戦に挑みます。皆さん鈴鹿の応援も宜しくお願い致します。

          MINIチャレンジジャパン Rd,5最終戦 鈴鹿サーキット(三重県)12月10日~12月11日

 

 

 

 

番外編今回のメインレースは「2022GTワールドチャレンジ・アジア」というFIA・GT3車両が上位クラスのレースとなります。(日本のレースで言うとスーパーGTのGT300クラスに出場するマシン) TEAM ABE MOTORSのピット前にはGT3チームのピットクルーが、ピットインして来るマシンを待ち受けます。ドライバー交換とタイヤ交換を行います。いつもと違う不思議な光景です。

という訳で、今回のレースレポートはこれまで。次回は鈴鹿最終戦のレポートをお届けいたします。お楽しみに!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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