テスト走行でダンパーの大切さを知る | 株式会社ABE MOTORS

Abe Blog

テスト走行でダンパーの大切さを知る

2021年3月3日、MINI Challengeセカンドシーズン初のテスト走行に富士スピードウェイへ。

この日は公式練習で他のチームやMINI Challenge本部の方たちもいて、より安心して走れる環境。

今年もメインは同じメンバー、Abe Motorsからドライバーの僕、Yoshikura監督に、チーフメカニックのAmada、Ishida、マーケティングのTakahashi、さらにAbeshokaiのBilstein Technical Center(BTC)からYamamotoアドバイザーが参加。レースウィークはこのメンバーに各拠点からメカニック中心に参加してもらい、今年もAbe Motors Groupの社員だけで運営進行してまいります。

昨年12月富士スピードウェイでの最終戦と今回の練習走行で大きく変わった点は二つ。

1つはダンパー。指定部品Nitron製のダンパーをオーバーホールしました。

TVCの砂子塾長に乗ってもらったら、ダンパーが仕事していない気がするとのフィードバックをいただき、

シーズンオフ中にBilstein Technical Centerでダンパーの作動確認したら、右フロントが完全に抜けてると。

砂子さんすごいなって言うのと同時に、何十周もしてるのに、そんな事も気が付かない自分にまた落胆w。

これがBTCで作動確認して出てきた壊れていない方の減衰力のグラフ。これ見せて良いのか知りませんw。

バリバリのレースメカニックの経歴をもつアドバイザーのYamamotoはピットでこんなグラフをそんな僕に見せながら、ダンパーセッティングの話をしてきますが、ほとんど理解できていないのは彼もわかってますw。

で、そんなダンパーが正常になったクルマに乗ったら、別のクルマみたいに違う。Totally different !

アウトラップの300Rでフラフラしないのが解り、ストレート帰ってきて200㎞/h 超えたぐらいでもう笑顔w。全然ユサユサしない。各コーナーも予測不能な動きが全く無くなり、安心して走れる。

いやーダンパーって大切、仮にもBilsteinやEibachの輸入元の副社長とは思えない発言w。

そのまま30分ルンルンでラップを続けてたら、昨シーズンのUsedタイヤにもかかわらず、なんとベストタイム更新!

2分1秒台でラップできるようになって、しかも怖くない。

その後走行をしながら、前後ダンパーのHi Low Rebundと少しずつ固めていき、さらにフラフラしなくなり、

ようやく足回りセッティングができるような状況になりました。

 

次回は昨年と変わった点の2つ目、タイヤについてアップしますよ~

初見です!🌸420i Coupe M Sport from 品川SR

展示車のご紹介です!🐺🖤 from 品川SR

関連記事

  1. 2021Rd3 SUGOサーキット結果報告

    2021.08.31
  2. 梅の花が咲く季節になりましたね。 From BMW Premium Select…

    2024.02.01
  3. 2021 Rd5 富士スピードウェイ結果報告

    2021.12.15
  4. 体制発表会を開催しました

    2020.06.28
  5. 2020年シーズンの振り返り

    2021.04.10
  6. MINI Pace car at Formula E

    2021.04.15

NEW POSTS

ARCHIVE

PAGE TOP