Abe Blogをご覧の皆様、こんにちは!
麻布ショールームです。
今回は、主流となってきた電気自動車についてお話ししたいと思います!
今まで何度かBMWの電気自動車についてご紹介させていただいておりましたが、
「バッテリー容量は○○○kWhです!」「満充電で航続可能距離○○○kmです!」
といったような数字だけをお伝えしておりましたが、
「そもそもバッテリー容量って何?」「充電の種類に差があるの?」
「充電にはお金がかかるの?」「充電時間はどのくらいかかるの?」
「どこで充電できるの?」等々、いろいろな疑問点があがってくると思います。
私自身も、電気自動車を勉強する前は何の知識もなく、
「充電は時間がかかるって聞くし、絶対にガソリン車の方が使い勝手がいい!」
そう思っておりました(;・∀・)
しかし、電気自動車にもたくさんのメリットがあります!
そんな電気自動車について、詳しく解説していきたいと思います!
まずは、バッテリー容量についてです。
例にBMW iX xDrive40(以下iX40)を出してご説明しようと思います!
iX40のバッテリー容量は、76.6kWhです。
1時間充電器から電気を流し続け、貯まった電気の量を「kWh」で表します。
これが電力量であり、バッテリーの容量を示すものです。
考え方的には、 1L=1kWh とお考えいただけるを非常にわかりやすいかと思います!
ガソリン車のタンク容量は40~60Lほどが一般的ですので、
iX40はガソリンタンクが76.6Lというイメージです✨
次に、充電器の種類についてです!
「普通充電器」「急速充電器」という単語自体はよく耳にしますが、
どのように違うのでしょうか?
実は充電器はこんなにたくさん種類があるのです(゜o゜)
コンセントタイプは、車両に備え付けられているケーブルを、
家電製品のようにコンセントに差し込んで充電するタイプです。
その他のタイプは、充電器側にケーブルがついているので、
車両に差し込むだけで充電ができます!
高速道路のサービスエリアや、スーパーの駐車場にあるようなタイプは、
自立一体型がほとんどです(^^)/
では、これだけ種類がありますが、何が違うのでしょうか?
それは、電気を車に流し込むパワーと量が違います!(想像に難くないかと存じますが、、笑)
6kWの充電器で1時間充電すると6kWh、
20kWの充電器で1時間充電すると20kWh、
といったように、同じ1時間で充電できる量が変わってくるという仕組みでございます(^^)/
車載の充電コードは3kWなので、仮にiX40を空から満充電しようとすると…
76.6kWh ÷ 3kW = 25.333333…
25時間もかかってしまう!!!
ここで皆さん、「充電=時間がかかる」とマイナスイメージを持ってしまいやすいんですよね(T_T)
確かに数字上はそうかもしれません。
ですが、スマートフォンと同じように、
充電が0%になるまで使う、充電しないというのはなかなかないと思います。
40%くらいになったら充電しよう、隙間時間に少しずつ充電しよう、
そういった充電サイクルにしていただくことで、常に半分以上の電気を蓄えておくことができれば、
電欠といったような不安はあまり気にならなくなると思います✨
ご自宅に充電器を設置すれば、夜中のうちに充電ができますし、
サービスエリアでご飯を食べる間、ショッピングモールでお買い物をする間等々、
実際にEVに乗られている方は、時間をうまく利用して充電を行っているようです✨
ここまで、電気自動車の基本についてお話いたしました。
続いて、電気自動車のメリット・デメリットをお話していこうと思います(^^)/
まずはメリットから!EVはメリットがたくさんあるんです!
①ランニングコストが安い
ガソリン車ですと、現在のハイオクの相場が約170円ですので、50L給油をしたとすると、8500円。
電気ですと、仮にご自宅で満充電した場合、1kWhあたりの相場が約26円ですので、
76.6kWhの容量であるiX40を満充電したとすると、 1991円 となります( ̄ー ̄)
なので、1回の満タンで 約4倍 もの差が出るという計算になります!!!
その他、BMW ChargingというICカードをご契約いただくと、 月額5500円 で、
普通充電は何時間充電しても 0円。 急速充電は、1分につき 16.5円 で使い放題のものもございます!!
月3回ほど(月間走行距離1000km~1200km)満タンにされる方は、BMW Chargingがおすすめです✨
これは大きなメリットですね!
②自宅で充電ができる(戸建てや、充電器設置の駐車場マンションの場合)
電気自動車に乗る上でいちばん嬉しいポイントと言っても過言ではない、自宅での充電。
夜のうちに充電して、朝には満タンになっているサイクルがいちばん効率的ですね♪
③ワン・ペダルで操作が可能
電気自動車は、回生ブレーキというもので、ブレーキのパワーも発電して電気を蓄えています。
そのため、アクセルを緩めると、エンジンブレーキのような強いブレーキがかかります。
これにより、ほとんどブレーキペダルに足をかけることがないため、操作性が向上します。
ブレーキのエネルギーまで発電するとは、とても効率が良いですね(^^)/
④維持費の低さ
先ほどご説明させていただいた回生ブレーキのおかげにより、ブレーキをほとんど踏まなくなるので、
ブレーキペダルの摩耗が極端に抑えられたり、動力源がモーター故エンジンオイルの交換が不要となったりと、
内燃機関の自動車よりも、整備代などのコストを大幅に抑えることができますのは、電気自動車の強みです!
⑤圧倒的な静粛性
動力源がエンジンからモーターに変わったので、走行時の音が圧倒的に静かになりました。
車内空間はもちろん、走行時の外からの音も静かなので、早朝深夜の住宅街でも安心してお乗りいただけます。
車内で音楽を楽しむもよし、映画を楽しむもよし、車移動の楽しみが増えますね(^^)/
ただ、車好きの僕としては、BMWの最高のエンジン音をじっくり聞きたいというのも正直なところです…笑
⑥瞬間的な加速力
内燃機関のエンジンは徐々にスピードが乗ってくるという特性がありますが、
EVは動力源がモーターなので、瞬間的に最高出力が出せるという特性を持っています!
自分の思い通りに加速してくれる、それがEVの気持ちよさです(^^)/
ここまでメリットをご紹介いたしました!
ですが、もちろんデメリットもございます(´;ω;`)
こちらとしてはメリットを全面に推していきたいところではございますが、
デメリットも踏まえ、EVの特性をご理解いただければ幸いでございます!(^^)!
では、ここからはEVのデメリットをご紹介いたします。
①充電に時間がかかる
EVを語る上で絶対に外せないのがこの充電時間問題。
普通充電だと数時間から十数時間、急速充電でも1時間ほどは時間を見ておかなければなりません。
2,3分ほどで満タンにできるガソリン・ディーゼル車と違い、急いでいるときは、
充電時間に予定を左右される可能性はどうしても出てくるところです(T_T)
②地方はまだまだ充電スポットが少ない
都内は、ガソリンスタンドと遜色ないくらいの充電スポットが普及をしてきましたが、
地方はまだまだ充電スポットが少ないのが現状です。
全くないというわけではないですが、都心と比べると、充電スポットを探すのに苦労するかもしれません。
③充電待ちをする可能性がある
ようやく充電スポットを見つけても、充電器が埋まっていて、しかもいつまで待てばいいの!?
なんてことも。EV先進国ノルウェーでは充電待ちで行列ができるというのが日常茶飯事のようです。
確かに、1回の充電が長いEVですから、待ち時間ができてしまうのも納得ですね(´;ω;`)
④環境によって航続距離が変わる
皆さまは寒い冬、スマートフォンの電池の減りがいつもより早いなぁ・・・。という経験はございますか?
EVもバッテリーなので、少なからず気温がバッテリーのパフォーマンスに影響してきます。
突然一気に減る、突然止まってしまうといったような心配はございませんが、
場合によってはパフォーマンスの低下につながる可能性は、バッテリーの特性上否定できません。
ちなみに、ガソリン・ディーゼル車でエアコンを使う場合、暖房はエンジンの熱をうまく利用するため、
燃費にはさほど影響しませんが、EVは暖房がいちばん電気を使いますので、シートヒーターや
ステアリングヒーターをうまく利用して暖を取る方法が推奨されております✨
いかがでしたでしょうか?
EVの特性を理解していただくことで、皆さまの選択肢の幅が広がれば幸いでございます✨
EVに関して、麻布ショールームでは、
BMW iX xDrive40
のご試乗車をご用意しております!
その他、PHEVで、
BMW 530e M Sport
もご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
麻布ショールーム一同、皆さまのご来店を心よりお待ち申し上げております。
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