朝の不思議な天気とうって変わって、
昼間の関東の天気は超サニー(^o^)
今日の快晴で桜もいよいよ本格的に
お目覚めでしょうか。
そろそろお花見でもしよっかなー、なんて
世間の皆様の気持ちを助長するかのように
radioからは‘桜’‘春’にまつわる曲が
これでもか!ってくらい流れておりました♪?
さて快晴といえば皆さん、『KERS』ってご存知ですか?
読みは一緒でも快晴ではなく、回生です。
おいおい、それ昨日のブログで見たぞ!って
それは『CARS』です(^。^)y-.。o○
『KERS』とは、
Kinetic Energy Recovery System の略でして、
運動のエネルギーを回収するシステムと直訳出来ます。
2009年F1の新レギュレーションの中で最も大きな
トピックの一つとして注目を浴びているデバイスです。
F1開幕ももうすぐですねっ!
簡単に説明しますと、車両減速時にブレーキから発生する
熱エネルギーを回収し、電気エネルギーに変換して蓄電し、
それを必要に応じて利用するというもの。
F1でそれを利用するシチュエーションといえば、
やはりオーバーテイクのシーンでしょう\(^o^)/
この装置で1周あたりに約6.7秒にわたって60kw(約80ps)の
パワーを使う事が可能。
ラップタイムでは0.3?0.5secほどの短縮と見込まれている
ようです。
私たちが日ごろ市街地でクルマに乗っていてもブレーキは
相当高温になっております。
それがF1などの競技車両となれば更に高温となります。
瞬間的には1000℃を優に越している筈です。
今まで、放熱性や耐久性や制動力にばかり目が向け
られていたブレーキですが、一歩進んでKERSとして
利用する事はF1の新しい魅力を惹き出すだけでなく、
エコの観点から見てもとても興味深いしくみだと思います。
ハイブリッドの新しい形という事でしょうか。
安全性や重量増加、重量配分の問題などで全チーム
一斉に採用するかは分かりませんが、楽しみ(^^♪
市販車と競技車共に使われ方は違えど、より地球に
優しく、それでいてクルマを単なる移動の手段として
だけではない、“JOY”の部分もスポイルしない様な
車造りがされていくと良いですね。
BMWM3、New7シリーズにはブレーキエネルギー
回生システムが採用されております。
間もなくNew7シリーズのデビューです。
(記:KAZU)