早いもので2009年を迎えてから、ふた月が終了しようとしています。(ToT)/~~~
お正月休みに見た星空は日本の喧騒とは裏腹にとっても綺麗でした?☆
先ごろ見たニュースでアメリカとロシアの人工衛星の衝突によりスペースデブリ(=宇宙ゴミ)
の問題が大きく取り上げられておりました。
ナビのGPSや衛星放送やイリジウム衛星携帯電話や気象衛星など、衛星を利用したものを
使って我々の生活が一層便利で豊かになっている事はご存知の通りです。
そんな人工衛星の中に機能が停止したり任務を終了した“廃棄”状態の人工衛星やスペース
シャトルなどから出る部品や部品の破片などが地球の周回軌道上に数多く点在し、早期回収
を余儀なくされている状態です。
↓↓↓すんごいゴミっ!!
そんな宇宙のニュースを覗いていて目に留まったビックリな計画が他にもありました。
軌道エレベータ(または宇宙エレベータ)と呼ばれる超ビッグプロジェクトです。
なんと地上から静止軌道上まで延びるレール・ケーブル等に沿って運搬機が上下することで
宇宙と地球の間の物資の輸送を可能にするものなのだそうです。
電気を動力として使うため、ロケットよりも安全且つ遙かに低コストで宇宙に物資を送る事が
出来るというプロジェクト。
2031年10月を目標に計画・研究・開発が進められてというからもっと驚き\(◎o◎)/!
机上の空論などではないのですッ。
こんな現実的な日程が算出される裏側には20世紀末に発見された素材で、アルミニウムの
約半分の軽さに鋼鉄の20倍という極めて高い強度を誇る『カーボンナノチューブ』によるお陰で
ございます。(+o+)なんじゃそりゃ?
今やテニスやバドミントンのラケットやスキー板、ゴルフのクラブに釣竿、剣道の竹刀など
様々なところでカーボンファイバー製の製品を目にしますが、カーボンファイバーとはカーボン
ナノチューブが多層になった繊維状の状態の事です。
これにプラスチック樹脂を染み込ませたものを圧力釜で高温・高圧にさらし余分な樹脂分を
飛ばして成形したものをCFRPと呼び一般的に『カーボン』と言われている炭色の幾何学模様
をしたプラスチックのようなものになります(#^.^#)
先にも挙げたように、軽量且つ高強度な素材であるために耐熱コーティングを施す事で、
シャトルの機首(ノーズコーン)や主翼・尾翼などにも使われているカーボン素材。
難加工性、製造コストの高さ、リサイクルの難しさにより何でもカンでもというワケにはいかない
この超ハイテク素材の製品を試してみませんか?
BMW M3はルーフ(天井)部にカーボンルーフを採用。
重心より離れた高い位置を軽量化する事により、回頭性の良さだけではなく直進安定性、更には
燃費向上にまで貢献します。
クルマのルーフの面積分を全てカーボンで覆い、それを量産車に採用するBMWの走りに対する
意気込みと技術を是非間近でご覧頂きたいと思います。
珠玉のV8エンジンが尊大なパワーを発生させるため、なかなかカーボンルーフの恩恵は
感じないかもしれませんが。。。
ご試乗のご予約などお電話でも承っておりますので、お気軽にお問合せくださいませ。
お待ちしておりま?すv(^o^)v
(記:KAZU)