こんにちはKUMAです。
先週末のフェアへはたくさんの方にご来場を頂きまして誠に有難うございました。
早いもので7月もあと2日となりました。日本各地で雨による災害のニュースが飛び込んできておりますが、
東京でも隅田川の花火大会が開催された7月27日(土)にはゲリラ豪雨により開催以来初めての雨天中止となったとか。
今年の夏の気候は例年と比べてちょっとおかしい様な気がします。皆様も突然のゲリラ豪雨には十分注意してください!!!
さて、表題にも掲げました「 ZF社 」とはなんぞや。。。、
ZF社とは、ドイツに本拠を置く自動車部品製造メーカーで 「 Zahnradfabrik Friedrichshafen 」の頭文字を取った略であります。
日本法人はゼット・エフ・ジャパン株式会社。 *HPは下記をクリック↓↓↓
http://www.zf.com/ap/content/ja/japan/corporate_jp/homepage_jp/homepage.html
ZF社はパワートレーンとシャシーコンポーネントの世界的サプライヤーです。とくにトランスミッションのシェアでは特筆すべきものがあり、大型バス用オートマチックトランスミッションの世界シェアで半数近くを、EU圏内においては65%のシェアを占めております。 自動車向けのオートマチックトランスミッションのサプライヤーでもあり、各社のオートマチックトランスミッション開発から設計、製造を請け負っています。
BMWにおきましても、AT車に関しましてはこのZF社製の採用をしております。ちなみに、DCT(M-DCTも含めて)は、Getrag社です。
一般的には油圧アシストであり、最近では電動でのアシストが増えてきております。
BMWでは8速ATが2009年以降全モデルに採用となり、これがZF社製となっておりBMWモデルの燃費改善に大きく貢献していただいております。
電動でのアシスト、つまり 「電気機械式」 システムはZFレンクシステム社がBMWに供給しているもので、ZF-LS社とボッシュの合弁会社が製造しております。
通常、電動パワーステア(EPS)は、コラムモーター式(EPS c)が多く、また、VWゴルフ、メルセデスなどに採用されているEPS dp(デュアルピニオン式)のどちらかの仕組みが採用されております。実はこのEPSには第3のEPSが存在しており、その第3のEPSを積極的に採用しているBMWでは「電気機械式」という表現を使用しておりますが、
正式にはEPS apa(paraxial drive、またはaxially parallel layout =ラック軸並行式)と呼ばれるものであります。
長々と説明が続きましたが、つまりこの 「電気機械式」を採用してますBMWの走行性・操舵性・安定性・燃費を他ブランドと比較をしていただきたいと思います。
BMWの走りを熱くするにはかかせないZF社です。皆様、是非覚えていただきたいと思います!!!
ではではまた数日後。
KUMA