ニュルでのVLNレース観戦中に、
BILSTEINがバスでノルドシュフライフのナントカってポイントまで連れていってくれた場所。
サーキットメインスタンドのVIPルームも最高に良かったのですが、
日本のBMWファンが、そして僕がイメージするニュルがそこにはありました。
狭いコース、両サイドのエスケープはほとんど無し、アップダウンが激しく、
たくさんの落書きがされた路面、そしてフェンスの少し先、
足元からたったの2mぐらいのところを疾走するマシン。
レース中盤になると、そこをさまざまなカテゴリーの車種、
それこそ最新のマクラーレンからE36まで同時に走行しており、
見ていたポイントではアンダーカバーをこする音も聞こえる究極のライブ。
同時にそれはニュル走ってみたい~なんて思いが吹っ飛ぶような絵で、
一歩ミスったら簡単にガードレール直撃なのは一目瞭然。
BILSTEINのトレイナー(プロ並みのドライバー)のライナーさんに話を聞いたら、
『Ryota、1周26kmのコースをかなり綿密に記憶していかないと、思い切って走行することはできない。記憶を頼りに見えないカーブの出口に向かってハンドルを切るシーンもあるぞ』
なんてさらにビビルような話がいっぱい。
『Rainer、でも1ヶ月ぐらい通わないと僕の頭では憶えられないッ』
『Ryota、グランツーリズモがあるじゃないかッ』 って真顔で。
最近のゲームはそれぐらいリアルで、実際にコースを覚えるのに役立つそうで、
しかもオンラインで対決できるんですってね。
ゲームをしない僕ですが、いつか来る日に向けて練習するかな~。