本日は中古車を購入する際にかかる諸費用の
お話をさせて頂きましょう!
まず、中古車の販売価格表示は基本的には税込、
いわば消費税込表示が一般的です。
324万円(税込)と書いてあれば、
本体価格 300万円+消費税24万が内訳になります。
その他に諸費用として、税金関係の法定費用と販売店手数料である
代行費用が別途かかってきます。
最近の中古車検索サイトでは総額表示をしておりますので、
以前よりだいぶわかりやすくなってきました。
しかし、この諸費用っていうのが実は曲者です。
販売価格を安く表示してあったので、見積もりをもらってみたら
えっ!てほど高いなんて経験はございませんか?
そう、ここが肝であって、本体価格を安く表示して諸費用でがっつり
もうける手法をとっている販売店がいまだに多いのも事実です。
(残念なことに正規ディーラーですらいっぱいあります。。)
前置きが長くなりましたが、今回はその諸費用の法定費用に関して
ご説明をさせて頂きましょう!
【自動車税】
排気量に応じて課税される都道府県税で、4月1日現在の車の
所有者に課税される税金です。
中古車の場合、期中での購入であっても月割りで支払うのが
基本となります。
例えば9月にご購入の場合、翌年3月までの未経過分として10月から
3月(3月は0円ですが)までの6ヶ月分をお支払いを頂いております。
【自動車重量税】
車両重量に応じて課税される国税で、よく道路に「この道は
自動車重量税で作られています」なんて看板を見かけることがありますが
それがこの自動車重量税です。
車検時に払いますので、車検が残っている車を購入する際は
支払う必要がありません。
が、しか~し、
これを車検の残り月に応じて月割りで見積もり計上している
販売店がたくさんあります。
あくまでも車検時に払うものであって、中古車購入時、名義変更時には
お国に納付なんてしておりませんので、ご注意を!
但し、車検付や車検切れの車を購入の際は支払い義務が発生しますので、
ご了承ください。
【自動車取得税】
車をご購入の際に支払う取得したために払う都道府県税です。
実際に買った金額ではなく、自動車税事務所で管理している
取得価額データをもとに、中古車でしたらその3%が
取得税として課税されます。
が、しか~し
ここも盲点で、販売価格の3%を計上しているお店があるのも
事実です。
もっというと、取得価額50万円以下は非課税になるにかかわらず
計上しているケースもございます。
ビンテージカーで所得税が計上されるケースなどはありませんので
ご注意ください。
【自賠責保険料】
自賠責保険料は俗にいう強制保険のこと。
車検取得の際には必ず加入しないといけないもので、
万一の事故の際、被害者救済のために使われる保険です。
中古車購入時、車検がなければ新規加入、車検が付いていれば
車両本体価格に含まれているケースが多いようです。
多いようですという表記は、実は月割りで自賠責保険未経過分として
頂くケースもあるのも事実。
しかし弊社では、車検時に加入のものですので、
車検あり=自賠責保険付きという解釈のもと、別途頂戴はしておりません。
これがもし見積もり計上されていますと、数万円の支払い増になるので
要チェック項目の一つです。
【消費税】
言わずと知れた、買い物をしたときに払う税金です。
法定費用に消費税はかかりませんのでご注意を。
【リサイクル預託金】
自動車を廃車にするときにこのリサイクル預託金(通知書)を
使用して廃車の手続きを行います。
はじめは新車時に支払い、その車を売却した時には返金してもらい
(一般的には相殺しております)、その反対に中古車購入の際は
支払うのが通例です。
見積り書の中には計上されておらず、「別途リサイクル預託金がかかります」
と記載されているケースもございます。
このように、ひとことに諸費用といってもさまざまな税金が
存在しております。
その為、詳しく中身を確認しませんとえっ!?って驚くような
ことになっていますので、要注意です。
もちろん弊社、BMW Premium Selection品川では
しっかりしたお見積りを提示いたしておりますので
ご安心ください。
次回は諸費用のおはなし 後編、販売店手数料編をお送りいたしましょう!